「専業主婦」を美化もしないし、否定もしない

「専業主婦」に関する記事をいくつか読みました。

前々から思っていましたが、極端な考え方って良くないなと思います。

例えば「専業主婦は勝ち組」みたいに決めつける意見。確かに「専業主婦」になりたいと思っていた女性が結婚しそうなったのなら「勝ち組」なのかも知れませんが、そうではなく仕事を続けたいと思っていた女性が諸般の事情により「専業主婦」となったのであれば、結婚相手の男性の収入がどれだけ高くても「勝ち組」とは言わないでしょう。

逆に、「専業主婦の存在が女性の社会的な立場の向上を妨げている」というような意見も極端過ぎるでしょう。「働きたいと思っているのに、仕事が無かったり、不当に給料が安かったりして、働くことを諦める女性」が居るとして、待遇の向上を図り普通に働ける女性を増やすことが「女性の社会的立場の向上」なのであって、自ら望んで「専業主婦」になる女性を非難しその数を減らすことは、逆に女性の「選択肢」を減らしている訳ですから向上でもなんでもありません。

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働いている夫が専業主婦の妻に対して「専業主婦のくせに云々」と上から目線で言ったりするケースが非難されたりしますが、確かにそのような振る舞いは強く非難されるべきと私も思いますが、結局はそのような男性は「専業主婦」(夫婦関係)以外の何事においても、また配偶者に限らず誰に対しても「傲慢な男性」というだけであって、普通の男性なら自分の妻に対して「〇〇のくせに」なんて言葉を発しないどころか、考えることさえ無いように思います。

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結婚する前は「働き続けたい」と思っていた女性が、実際に自分の子供が生まれて顔を見ていたら「やっぱり専業主婦になってずっと長く子供の世話をしたい」と思い直したのなら、夫や勤め先など関係者と話し合って臨機応変にすれば良いし、その逆もまた然りです。

夫が家事をするかしないかの話だって、妻が「専業主婦」であるか否かに関わらず夫が自分で出来ることはすれば良いし、妻が働いていたって夫が不器用であったりもしくは子供の性格などの問題などから何かを「妻にお願いする」場合だってあるでしょう。

「専業主婦であるか否か」「子供が居るか否か」によって「夫は(妻は)何々をするべき」と決めつけてしまうような思考が最も好ましくないのであって、人の性格も夫婦関係も千差万別ですから、いわゆる「人それぞれ」で、それぞれの夫婦においての理想の形を実現すれば良いという話であるのだろうと思っています。