仕事が忙しいのはよく分かるが、仕事よりも大切なこと

茨城県つくば市で、在宅勤務(テレワーク)中の父親が、長女と次女(2歳)を小学校や保育園に送るために車で出掛けて、長女は小学校で降ろしたが、次女を保育園に送り忘れて(降ろした気になって)、自宅に戻った際に次女を車の中に置き去りにしてしまい、そのまま自宅で仕事をしながら次女は7時間も車の中に放置され、亡くなってしまった、というような事故がありました。

「次女を保育園に送り忘れた」というのは父親の供述ですが、それが本当なら、仕事や育児などが重なって「相当なキャパシティオーバー」になっていたのだろうと推察する次第です。

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「ワークライフバランス」という言葉が一般的になり、どれだけ世間が「働き過ぎは良くない」というような風潮になっても、労働者の皆が皆「仕事よりも私生活が優先だ」というような働き方が出来るかと言えば、それは無理だろうと率直に思います。

やっぱり勤めている会社の大きさ(資本の大きさ)によって「余力」も違うでしょうし、会社の余力が小さければその会社の労働者の時間的な余裕も少ない訳で、また世の中には大企業で働く人よりも中小企業で働く人のほうが圧倒的に多く、かつ職種によっては直接的な「顧客の要望」にも応える必要がある訳ですから、そのようなことを考えると「私生活に多少の支障はきたしながらも仕事を頑張る必要がある」という労働者は相当数いるのではないか、と思う訳です。

以上が、大企業に勤めた経験がなく、またこの十数年は一人きりでフリーランスで仕事をしている私(中年男性)の、率直な感想となります。

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そんな訳で、私自身はサラリーマン時代もフリーランスである現在も、労働時間は相当長い訳でして、それは上で述べたような事情もありますし、また性格的なものもあると思います。

従って、「結婚して子供が生まれて、家族との時間をきちんと持ちたい」というのも大きな理由の一つとしてフリーランスになったにも関わらず(子供が一歳と少しの時にフリーランスになった)、休日に休めないので妻と子供だけで遊びに行ってもらったなんてことは当たり前のように何度もあります。

ただ、やっぱり家族の命に関わるようなことは当然ながら「仕事よりも優先」だと心底から思いますし、妻や子供が入院した際には仕事よりもそちらを優先していました。

他にも例えば子供の入学式や卒業式とか、「これは絶対に外せないだろう」というものは仕事よりも優先して考える訳です。

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私はどちらかと言うと、生活の為に仕方なく働いているというよりかは、好きなので今の仕事を続けている感じだと思いますが、それでも特に結婚して家族を持ってからは「仕事よりも大切な事柄」も多数あると感じています。