カルコロ(算数ゲーム)を通じて実感する、子供の成長

我が家には一人息子がいる。現在は中学一年生である。

私(中年男性)は息子が一歳児の時にフリーランスになり、それ以来ずっと自宅で仕事をしているので、子供と遊んだりして過ごす時間は多いほうだろうと思う。

さて、息子が小学校低学年の頃、「カルコロ」という算数ゲーム(カードゲーム)を買った。「数の合成、分解」に関する部分での思考力と、いわゆる反射神経の両方が問われるゲームである。

当然ながら私のほうが小学校低学年の息子よりも思考力、反射神経ともに優れていたので、二人で対決しても私が勝ってばかりだった。

私は「こっそり手を抜いてわざと負ける」ということは一切しない主義なので、何度やっても私が勝ち、負けず嫌いの息子が悔しがり、そして何度もやるのだが私が勝ち続けて息子が諦める、を繰り返していた。

しかし息子が中学年になってくると、私のほうが負けることが増え始めた。息子の思考力、反射神経が成長してきた為だ。

そして高学年の頃には、私は全く勝てなくなった。低学年の頃とは立場が逆転し、圧倒的な差で私が毎回のように負けるようになったのだ。

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オセロに関してなら、私も弱いほうではないからか、息子が高学年になっても私が負けることは滅多に無かったのだが、中学生になる少し前の頃に急成長して、それ以来、私はほとんど勝てなくなった。新型コロナの影響で学校が休校になって以来(現在は半日登校で再開)、一日に平均二回は対戦しているが、今では「10回に1回だけ」私が勝てる感じである。

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自宅での先取り学習で数学を教えていて、中学三年の数学までは終わっている。四月に数学検定3級(中学校3年程度)を受験し合格したら、高校数学に進む予定であった。市販の数学検定本試験と同形式の模擬問題では、5~6回分やったが全て合格点に達していたので、十分に合格出来そうであった。

しかし新型コロナの影響で試験は延期となったので、せっかくなので中学三年レベルの「けっこう難しい受験数学」の問題を題材に勉強を始めた。私も苦手なほうではないが、さすがに最難問やそれに近いレベルとなってくると、解けない問題が普通にある。

息子は「横で一緒に考えて」と私に言う。ようは、たまに息子のほうが私より先に解けたり、もしくは私が解けなかったのに息子だけ解けたりした時に「やった!勝った!」と言いたい訳である。

そんな訳で、仕事の時間が許す限り、私も喜んで付き合っている。「カルコロやオセロの時と同じように、数学でもいずれは私に圧倒的な差をつけて、勝てるようになってもらいたいな」なんて思いながら。